2011年4月4日月曜日

決心するということ

みなさんおはようございます!
新しい1週間が始まりましたね。
お互いに良い1日となるように今日も頑張りましょうね!

今日は「決心する」ということについて。
皆さんは「決心する」とか、「決心した」という言葉を普段お使いだと思いますが、どういう意味で使っていますか?

みなさん改めてあんまり考えたことはないでしょうね?
私も小さいときから何気なく、当たり前のように使っていたように思います。
でも、最近よくこの言葉の意味を考えたりするんですよね。

これは決心と書いて字のごとく…。「心に決めること!」

そこの君!今笑いませんでしたか?(笑)

でもね、笑えないんですよね…。何故なら最近決心したと言いながら、まったく違うことをしたり、すぐにあきらめる理由を探してしまう人が非常に多いんです。

東京で活躍している先輩ベーシストが、昨年、佐賀で凱旋ライブされたんですが、その時鼻に傷や腫れがありました。
何かと思ってたら、演奏の途中のMCの時に、「いつものように自転車で、お酒を飲みに行った帰り道、酔っぱらって塀に激突して転倒したらしく、朝起きたらシーツに血らしきものがべったりとついていた。それで慌てて鏡をみたら…顔中血だらけだった」と(笑)。

大笑いしました!

しかし、そのあとに「もう絶対に自転車で飲みには行かない!飲酒運転はやめる!」と。
それを聞いて、私も会場にいる人たちも「今は、そんなこと言ってるけど、また懲りずにやっちゃうんじゃないの?」という雰囲気になってたら…。
「いや、これは自分で決心したことですから」と。
「決心とは心に決めることですから、決めたことは絶対に守ります!」と。

ほぉ~!素晴らしい!この言葉を聞いて、考えさせられました。
そうか、「心に決める」…という意味なら、軽はずみに使うのはどうなのかと。

心に決めるとは、「自分自身との約束!」なんですね。
みなさん自分自身との約束は守れていますか?

夢を叶えたいと真剣に考えだした時、自分自身が成長したいと何か勉強を始めた時、守りたい愛すべき人ができた時、自律したきちんとした生活を送ろうと決めた時、仕事やボランティアで人の役に立ちたいと決めた時など…決心する場面が人生の中では必ずあります。

この時に大切なことが、「自分自身で決める」「自分自身で選択する」という主体的自己決定性というものです。
自分で良かれと思うことを考えて、行動する(実践する)ことなんです。
自分自身で決めたことなら頑張れるし、失敗しても仕方がないと、これも勉強になったと、飲み込むことはできますよね?
他人から言われたことで失敗したなら、腹も立つでしょう。

もう1度「決心する」という意味を、みなさんも考えてみてください。

決心したことをやり通すのは簡単ではないことを、みなさんもご存じでしょう。努力して辛抱して、想い通りにならなくて四苦八苦しながら、ということも多いはず。
でも、何かしらやり遂げた時の達成感の喜びの方が大きいと、私たちは知っています。だから、頑張れます。
でも、頑張る人には必ずストレスはかかります。過剰なストレスは毒にもなるので、なるべくストレスを溜め込まないためにも、自分なりに創意工夫をして楽しんで、何事にも取り組むという姿勢でいたいものですね。

あきらめる理由を探すのも能力のうちですが、できる理由を探す能力の方を積極的に選択していきたいと私は思います。

そして…主体的自己決定性で大事なことは、「信じること」です。
「信念」です!
自分自身を信じ、大切な人を信じようとする信念がないとせっかくの決心も達成できません。

「信じる力」を大いに身につけていきたいものですね。

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